「国際空港をつくるから出ていけ」といわれた三里塚の百姓たち。生き方をかけた闘いが始まる。戦前、戦後を生き抜いた一人の女が、畑の草を取り、種をまきながら語る。話はあちこちに飛び、いっこうにまとまらないが、そこに確実に人生がある。成田空港建設が始まって来年で50年。百姓の闘いは今も続いている。