貧困と昆虫(2021年/日本/15分)
- 上映: ~
インドネシアのスラウェシ島には「蝶の谷」と呼ばれる野生の昆虫が豊富な一帯がある。しかし、観光課が進むにつれて、土産物として大型の希少なチョウが採取されて激減しているという。一時の日本のクワガタブームに、大型クワガタが輸出されてきた。現金収入に乏しい地域には、この昆虫ブームで生計を立てる人もいるという。無定見な採集は環境悪化を招く。その一方でそうせざるを得ない現実もある。先進国のブームに翻弄される人々を描く。
14:15~
16:30~
インドネシアのスラウェシ島には「蝶の谷」と呼ばれる野生の昆虫が豊富な一帯がある。しかし、観光課が進むにつれて、土産物として大型の希少なチョウが採取されて激減しているという。一時の日本のクワガタブームに、大型クワガタが輸出されてきた。現金収入に乏しい地域には、この昆虫ブームで生計を立てる人もいるという。無定見な採集は環境悪化を招く。その一方でそうせざるを得ない現実もある。先進国のブームに翻弄される人々を描く。
パリ南部の穀倉地帯では、収穫前の小麦に除草剤グリホサートを散布して一斉にカラス農法が行われている。子供が生まれたヴェロンさんは、なぜグリホサートをつかうのか、依存しないのうほうはないか、周囲の農家の本音を取材する。一部の農家は使用しないように動き始め、有機農業を選択する若者も出てきている。規制が強化され、使用禁止の可能性も出てきている欧州。ドイツは2023年で禁止とされようとしている。農薬禁止に動いているフランスのグリホサートの収穫前散布の実情と農家の本音を描く。