カナダの農パーシー・シュマイザーの菜種畑は風で飛ばされてきた遺伝子組み換え種子(GM種子)によって汚染された。彼は50年間の仕事の成果を失った上に、遺伝子組み換え種子を開発したモンサント社に特許権侵害で訴えられた。裁判所は彼に損害賠償金の支払いを命じた。モンサント社は彼と家族の行動を監視し精神的ダメージを与え続けた。彼と妻のルイーズはその圧力に屈せず最高裁に訴えた。米国でも同様にモンサント社に抵抗する農民達がいた。モンサント社の狙いは何か? 巨大企業に立ち向かう農民を支えるものは何か? 最高裁の下した判決は?