経済成長の真っ只中の70年代初頭、
日本の有機農業運動は誕生しました。
大きさと便利さを競いあう時代でした。
自然と向き合う生業だったはずの農業も、
例外ではありませんでした。
規模拡大と生産性の向上が
侵すことのできない神話となり、
大量の合成化学物質が自然界にばらまかれ、
いのちを内側から食い散らしていました。
有機農業運動はそうした時代の神話への抵抗でした。
全国各地の田んぼで畑で、
さまざまの試みが積み上げられました。
虫にやられ、病気にやられ、ときにあざけられ、
そんな試行錯誤のなかから
“もうひとつの農業”が創られたのです。
いま、もうひとつの神話が
地球上を駆けめぐっています。 “世界が市場だ、そこで勝ち抜け”。
そのために有機農業を含む小さい農業、
百姓の農業は邪魔ものとして
淘汰の対象になっています。
いまこそ有機農業の原点ともいえる“抗いと創造”を
取り戻したい、そんな思いを込めて
運営委員一同、2014年国際有機農業映画祭と
取り組んでいます。12月14日、お逢いしましょう。
国際有機農業映画祭運営委員会
共同代表 大野和興
《2014年上映作品》
『川はだれのものか ― 大川郷に鮭を待つ』
『有機農業が拓く地平 ― インド ティンバクトゥの挑戦』
『土の讃歌』
『小川町のべりカフェ』
『みんな生きなければならない』
《トーク》
会場 | 武蔵大学 江古田キャンパス〔B1〕1002シアター教室 |
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アクセス | 【西武池袋線】 「江古田駅」より徒歩7分 【西武池袋線】 「桜台駅」より徒歩8分 【都営大江戸線】 「新江古田駅」より徒歩9分 【東京メトロ副都心線】 「新桜台駅」より徒歩7分 【東京メトロ有楽町線】 「新桜台駅」より徒歩7分 【バス】 中野駅より関東バス江古田駅行 約30分 「江古田駅」下車徒歩5分 【バス】 高円寺駅より関東バス・国際興業バス赤羽駅行 約20分 「豊玉北」下車徒歩5分 【バス】 目白駅より都営バス練馬車庫行 約30分 「武蔵大学前」下車徒歩0分 |
開催日時 | 12月14日(日)10:00〜19:00 |
参加費 | 一般:前売 1,500円・当日 2,000円 25歳以下:前売 500円・当日 1,000円(要証明書提示) ※前売り券の申込期限は11月30日です。お申し込み後、参加費の振込先をご案内しますので12月5日までにお振込下さい。 チケットのお申し込みは10月7日よりお受けいたします。 チケットのお申し込みページはこちら>> ※再入場自由です。再入場の際は、入場時にお渡しする半券をご提示ください。 ※チケットをお渡し後、紛失されても再発行はいたしませんので、半券をなくさないようにご注意下さい。 |
協力 | NPO法人アジア太平洋資料センター、NPO法人日本有機農業研究会、 東京ピースフィルム倶楽部 |
協賛 | アジア農民交流センター
、NPO法人 APLA
、 遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン、小川町まいっか農園 田んぼ部 オルタートレードジャパン、 有限会社 古代米浦部農園 、 有限会社 コモンズ 、NPO法人 秀明自然農法ネットワーク 、 地球的課題の実験村 、日本国際ボランティアセンター 、 日本消費者連盟 、二本松有機農業研究会 、 農民運動全国連合会 青年部 、パルシステム生活協同組合連合会 、 NPO法人 パルシック 、福島「農と食」再生ネット |