2011年3月11日。福島第一原発事故は福島や周辺の有機農家を苦境に追い込んだ。その地に留まり農業を続けた農民。新しい地へ移住し、その知識と技術を若い人たちに伝える農民。共同で測定器を購入し放射能を測る農民。それから8年余り経ち、放射能汚染の残る高線量地域への帰還も始まっている今、農民たちのその後を追う。